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志布志事件は終わらない
志布志事件は終わらない
木村 朗、野平康博 編著

●2016年11月10日刊行
●A5判 並製 282ページ
●定価1,998円(税込)
●ISBN978-4-86377-045-4

でっち上げ冤罪事件=志布志事件の集大成

2003年春の鹿児島県議選ででっち上げられた冤罪事件=志布志事件。2016年8月「叩き割り」国賠訴訟が終結、すべての裁判で住民側が勝訴した。だが、捜査・取調べ・長期の裁判で塗炭の苦しみを受けた被害者への謝罪はない。
事件の概要、刑事弁護活動の実際、元警察官による判決の分析、「住民の人権を考える会」をはじめ支援者の取組み、議会での追及などを詳しく掲載、年表や意見陳述書もフォローし、事件の全体像と本質を描き出す。
同時に、殺人・死体遺棄の無実の罪を晴らすために闘う最高齢の再審請求人・原口アヤ子さん(大崎事件)にも論及。
他方、今春の刑訴法改「正」では、取調べの可視化は一部に限られ、盗聴対象事件は拡大、あろうことか司法取引さえ導入された。志布志事件を問い直す中、日本の刑事司法の闇を抉り出す。

目次
まえがき 木村  朗
第1部 志布志事件とは何であったのか
 1 志布志事件の刑事弁護活動を振り返って 野平 康博
 2 調査報道で暴いた志布志事件捜査の違法性 梶山  天
 3 「まだ終わるわけにはいかない」
   ― その思いで闘い続けた二人 ―
   「叩き割り」訴訟の浜野博さん 「踏み字」事件の川畑幸夫さん
大久保真紀
 4 元捜査第二課長がみた志布志事件
   ― 国賠訴訟判決を読んで
原田 宏二
 5 取調べの全面可視化の法制化を必ず実現させよう 辻   惠
 6 志布志事件とは何であったのか
   ― 再犯防止のため真相究明と責任追及を!
木村  朗
第2部 当事者と支援者からの訴え
 1 志布志事件の主犯とされた中山信一 中山 信一
 2 志布志事件について 永山トメ子
 3 「住民の人権を考える会」の設立 一木 法明
 4 住民の人権は守られているか 谷口 松生
 5 明日は我が身 でっち上げ志布志事件 下平 晴行
 6 事件をめぐる経過と県議会での取組み
   ―「志布志事件」は終わらない
柳  誠子
特別編 大崎事件
 無実の罪を晴らしてから死にたい
 ― 最高齢の再審請求人・原口アヤ子さん ―
大久保真紀
第3部 資料編
 1 志布志事件の経過と
   「住民の人権を考える会」の活動
 2 無罪国賠訴訟・意見陳述書
あとがき 野平 康博

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生活者のための民法(債権関係)&消費者契約法改正
生活者のための民法(債権関係)&消費者契約法改正
法改正の概要と今後の課題
辰巳裕規 著

●2016年9月30日刊行
●A5判 並製 122ページ
●定価1,620円(税込)
●ISBN978-4-86377-044-7

今年5月の消費者契約法改正、そして今秋国会の民法改正論議。
消費者のための真の改正に向けて提言!

「民法、そして消費者契約法の改正は私たちの生活に大きな影響を及ぼすものですが、今般の法改正は生活者・消費者にとって決して十分なものではなく、さまざまな課題が残されています。これは、いずれの法改正においても経済界の意向が大きく反映された一方で、生活者・消費者サイドにおいて、契約過程・契約内容の適正化の実現等あるべき法改正に向けた「力」「声」が必ずしも結集されていない結果によるようにも思われます。」(本書「はしがき」より)

著者 辰巳裕規(たつみ・ひろき)
弁護士。神戸合同法律事務所。
日本弁護士連合会消費者問題対策委員会委員、適格消費者団体NPO法人ひょうご消費者ネット理事等。

目次

はしがき

第1章 民法(債権法)の改正
 第1節 そもそも「民法」とは
 第2節 なぜ今、民法改正なのか─ 改正の必要性と対象
 第3節 民法改正法案の概要と傾向
 第4節 主な改正点について
 第5節 小 括

第2章 消費者契約法(実体法)の改正について
 第1節 消費者契約法について
 第2節 消費者契約法の実体法規定の概観
 第3節 平成28年消費者契約法(実体法)改正の経過
 第4節 平成28年改正消費者契約法の内容
 第5節 今後の検討課題
 第6節 小 括

おわりに
 ─生活者のための民法・消費者契約法改正の実現を目指して

索 引


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文法アレルギーがなくなる英文法ノート
文法アレルギーがなくなる英文法ノート
実𠮷典子(清泉女子大学名誉教授)、
相亰美樹子(清泉女子大学教授) 著

●2016年10月1日刊行
●B5判 並製 106ページ
●定価1,944円(税込)
●ISBN978-4-86377-043-0

英語を正確に読み話すには、文法の理解が必要。
しかし、文法と聞いただけでアレルギー反応が起きる学生も多いのでは?
本書は、「学ぶ」のではなく「使う」ための文法ノート。
実例問題や例文を多く含み、初級編・上級編と分けられていることで、
独学でのステップアップも可能になっています。

目次


初級編

  • 実例3題
  • 解 説(文の要素/品詞/単語・句・節・文/基本文型/文の構造/文の種類/疑問文と否定文の作り方/代名詞/助動詞/前置詞/接続詞/関係詞/疑問詞/時制と時制の一致/動詞の活用/群動詞/進行形/完了形/受動態/不定詞/分詞/動名詞/否定/比較/仮定法/形式主語・形式目的語)
上級編
  • 実例3題
  • 解 説(前置詞/時制の一致/進行形/関係詞/動名詞/否定/仮定法/強調構文)


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井上ひさし再入門
パロディのパロディ 井上ひさし再入門
― 非国民がやってきた! Part 3 ―
前田 朗 著

●2016年4月9日刊行
●A5判 並製 252ページ
●定価1,944円(税込)
●ISBN978-4-86377-042-3

没後6年 前田朗によるオマージュ

少年時代に『ひょっこりひょうたん島』に笑わされて以来、井上ひさしワールドで笑い転げてきた著者前田朗。
井上ひさしは「9条を守る」だけではなく、「平和をつくる」ことを提起してきました。著者のスローガン〈非暴力・非武装・非国民・不服従・無防備の平和力〉と重なります。

これを実現する「最大の武器が笑いであることは言うまでもありません。権力による抑圧を跳ね返す哄笑、権力による隠蔽に対する嘲笑、仲間との信頼と連帯をつなぐ微笑や快笑――自分を笑い、仲間とともに笑い、時に涙を流しながら思わず苦笑し、時に激しく爆笑する庶民の「日常=平和」を紡いでいくことが私たちの課題です。」(あとがき)

井上ひさしへのオマージュと言えばパロディのパロディ。まだ、井上ひさしの神髄に触れたことのない読者を、井上ひさしワールドの入口にご案内します。

目次

第1話 井上ひさしの遺言
第2話 泣くのは嫌だ、笑っちゃおう
第3話 ガタゴト列車は、人生に乗って
第4話 東京裁判トライアングル
第5話 ユートピアを探して
第6話 笑うブンガク玉手箱
第7話 井上ひさしの平和憲法論


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甲状腺がん異常多発とこれからの広範な障害の増加を考える
甲状腺がん異常多発とこれからの広範な障害の増加を考える 増補改訂版
医療問題研究会 編著

●2016年2月15日刊行
●A5判 並製 166ページ
●定価1,296円(税込)
●ISBN978-4-86377-041-6

『甲状腺がん異常多発とこれからの広範な障害の増加を考える』 増補改訂版出来(2/15刊行)

『東京新聞』の「2015私の3冊」で紹介された初版本が、より充実した内容となりました。

2015年8月初版発行以降の新事実・研究成果などを収録

  • 岡山大学津田敏秀教授の論文が世界的な疫学雑誌Epidemiologyに掲載
  • 低線量被ばくの発がん性を明確にした原子力関連企業労働者の調査研究論文2編の発表
  • 福島原発事故処理労働者の放射線障害が医学的データとして学会に報告
  • 日本公衆衛生学会のシンポジウムで、放射線についての3名の著名な専門家が、被ばく線量測定とりわけ初期被ばく調査結果が低かったことを理由に、出現してくる障害を否定することはできないとの発言
  • 読者からの指摘に基づき、第2章⑷の内容を改訂

低線量被ばく障害を科学的に考える上で、また、放射能汚染から身を守り、健康診断を求める運動や、健康手帳を広げ求める運動などに役立てば幸いです。

目次

第1章 甲状腺がんの異常多発
第2章 チェルノブイリと福島の放射線被ばく量の比較、甲状腺がんと放射線量の関係
第3章 甲状腺がん多発をごまかす「論拠」
第4章 低線量被ばくの危険性
第5章 チェルノブイリ事故による甲状腺がん以外のがん
第6章 広範な健康障害について
増 補 明白な甲状腺がん異常多発と健康障害の進行
特別編 ベラルーシ・ドイツ訪問記
資料編
おわりに


初版概要

「低線量・内部被曝の危険性」で被ばくによる健康障害の危険性を訴えてきた医療問題研究会が、これまでの知見を踏まえ、福島「県民健康調査」のデータを科学的に分析し、福島の実態を見据えつつ、甲状腺がん多発の正確な評価を示し、これからの広範な障害の増加に警鐘を鳴らす。


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手塚治虫と戦災孤児
手塚治虫と戦災孤児
菅 富士夫 著

●A5判 上製 310ページ
●定価2,592円(税込)
●ISBN978-4-86377-039-3

発行所 中井書店
発売所 耕文社

戦後70年を迎え、近頃の日本国内の政治動向は平和を脅かす、危険な方向に向かいつつあります。

手塚の平和思想が鮮明に表明されたのが、戦後40年の時でした。その年、国内の庶民が戦争の記憶を忘れつつあるのではないかと危惧していたからです。

今年まで手塚が生きていれば、どのようなメッセージを発しただろうかと、著者はしばしば自問するようになりました。そこで、彼の作品をとおして問題提起するため、急遽本書を出版することを決意しました。

平和を守るためにいささかでも寄与できることを願っています。

(菅 富士夫)

目次

第一章 手塚治虫の戦争と空襲
第二章 大阪における敗戦後の浮浪児・孤児と全国孤児調査
第三章 手塚治虫と戦災孤児たち


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変容するドイツ政治社会と左翼党 表紙
変容するドイツ政治社会と左翼党-反貧困・反戦ー

●著者 
木 戸 衛 一(大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授)
●A5判 並製 196ページ
●ISBN978-4-86377-038-6
●定価1,836円(本体1,700円+税)

 7月11日(土)刊行記念講演会開催 
詳しくはこちらをご覧ください。

 ドイツと日本。
 相似た近現代の歴史を持つ両国。だが現在の姿は、対照的に見える。  日本では今、安倍政権が強権的に歴史の歪曲と戦争法制化を進めている。メルケル首相の来日を機に、ネット上には「嫌韓」に倣い「嫌独」「煙独」なる差別語が流れる。 他方、戦後補償の優等生とも言われるドイツ。だが最近では、ドイツ版在特会のような、イスラーム排斥を叫ぶ政治団体「ペギーダ」が活動を強める。

 「ベルリンの壁」崩壊から25年を経たこうした状況の中、ドイツ・テューリンゲン州には、左翼党の州首相、左翼党・社会民主党(SPD)・緑の党による「赤赤緑」連合政権が誕生した(2014年末)。
 「反貧困・反戦」を旗印とする「左翼党の活動は、不安定な労働と生存、貧困の連鎖、住宅難、ネオナチと人種差別などに現実に苦しんでいる人びとにとって、問題の根源的所在を明らかにし解決の方途を示す一つの希望の光となっている。」(本書、あとがき)

 本書は、ドイツ国内で政治的影響力を強め、欧州左翼のキーポジションを占める左翼党の沿革・展望を詳細に分析する。また、補論のドイツ政治システムの紹介は、日本の政治を考えるうえでも示唆的である。  著者は、ドイツ現代政治・平和研究を専門とし、平和運動の場でも活躍中。

 最新(2015/2)の副党首インタビューを収録 

目次


はじめに
第1章 なぜ「左翼党」か?
第2章 「シュレーダー改革」の長い影
第3章 左翼党前史
第4章 東西における政治意識の変化
第5章 左翼統一政党結成への道のり
第6章 躍進と混迷
第7章 新たな飛躍へ
補 論 ドイツの政治システムについて
     ―日本政治へのインプリケーション―
インタビュー
    トビアス・プフリューガー副党首に聞く
あとがき


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キヤノンに勝つ 表紙
キヤノンに勝つ
――偽装請負を告発した非正規労働者たち
キヤノン非正規労働者組合 編

●A5判 並製 194ページ
●定価1,188円(税込)
●ISBN978-4-86377-033-1 

緊急出版 今国会の派遣法改正論議に問う!

「派遣をモノ扱いするな!」非正規労働者だけで労働組合を結成。キヤノンの偽装請負を告発し、正規雇用を勝ち取ったキヤノン非正規労働者組合、その闘いの軌跡。
キヤノン争議の意義、安倍政権が掲げる労働者派遣法改正案の問題について、当事者、労働法学者、弁護士が論じる。

「あの工場自体が、ぼくらの職場が止まったら、すべて止まっちゃう。派遣社員がいなければ回せない状態だった。正社員になりたいというよりは、正社員にするの?しないの?どっちなのと、ちょっと詰め寄る感じで強気で行った。クビにできるものならしてみろという気持ちがあった、みんな」――大野秀之(キヤノン非正規労働者組合)

キヤノンの非正規労働者たちが示した闘いの経験と教訓、とくに連帯を広げる取り組みの意義を改めて確認し、それを正規・非正規を超えた労働者の連帯に、さらに企業の枠や雇用形態の違いを超えた大きな連帯へと発展させることが必要である。――脇田滋(龍谷大学法学部教授)

目次


第1章 ドキュメント キヤノン非正規労働者組合の闘い(阿久津真一)
第2章 キヤノン争議がつくりだした連帯――組合の垣根を越えた闘い(伴幸生)
第3章 キヤノン争議の経緯と勝利和解の意義(萩尾健太)
第4章 偽装請負事件と裁判の課題――パナソニックPDP事件最高裁判決に挑む(笹山尚人)
第5章 日本の間接雇用規制とキヤノン争議の意義(脇田滋)
第6章 組合員座談会 非正規労働者でも組合をつくって闘える!


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グローバルファシズム表紙
●編著  木村 朗  前田 朗
●A5判 並製 365ページ
●定価  2160円(税込)
●ISBN978-4-86377-032-4 

 特定秘密保護法だけではありません。安倍政権のもとで、集団的自衛権の解釈変更や国防軍創設の憲法「改正」が狙われ、他方で領土問題やヘイト・スピーチなど偏狭なナショナリズムの煽動が急ピッチです。こうした動きがあらゆる分野に広がってきています。民主主義からファシズムへの「不可逆点」を越えつつある今の日本。
 戦後日本の歩みを振り返り、今どのような時代を生きているかを検証し、何をなすべきか、危機克服に向けた課題と方策を模索するために開かれた論議が求められています。

 本書には、各分野で活躍される第一線の方々から、鋭い提起をいただきました。ぜひご一読をお薦めいたします。
目次

序章 グローバル・ファシズムは静かに舞い降りる ……………………………………… 前田  朗 

第1部 ファシズム到来の前兆
1 監視する権力、監視されたがる民衆 …………………………………………………… 斎藤 貴男 
2 具島ファシズム論と現代日本の政治─「管理・監視ファシズム」到来の危機─ … 熊野 直樹
3 有事法は戦争憲法への準備だった ……………………………………………………… 上原 公子 
4 戦前の報道と現代の報道─相似形、ますます強まる ………………………………… 高田 昌幸
5 裁判員制度を廃止しよう ………………………………………………………………… 高山 俊吉 
6 虚構に追い立てられる現代欧米社会 …………………………………………………… 童子丸 開 
7 「虚偽は暴力の母」─ハシズムとナチズム─ ………………………………………… 木戸 衛一

第2部 戦争とテロの時代
1 安倍政権と新アジア・モンロー派の台頭……………………………………………… 纐纈  厚 
2 戦前の日本と現代日本との軍備状況・翼賛体制の比較……………………………… 前田 哲男 
3 朝鮮半島問題―忍び寄るファシズムの影─…………………………………………… 浅井 基文
4 韓国における在日韓国人「スパイ」捏造事件から見る、保守政権下民主主義の危機
     ……………………………………………………………………………………… 李  昤京
5 シリア内戦から見た米国軍事政策の本質……………………………………………… 成澤 宗男
6 中東イスラム世界から退潮する米国の影響力………………………………………… 宮田  律 
7 「沖縄戦再来前夜」の危機に直面した沖縄…………………………………………… 石原 昌家 
8 領土ナショナリズム煽る体制補完物 大手メディア、その報道を検証する
          ─尖閣諸島問題と日中関係─ ………………………………………………………… 岡田  充 

第3部 民衆の抵抗と平和・人権論
1 日本国憲法の平和的生存権─戦争と暴力に抗する手段として─…………………… 清水 雅彦
2 広がる政治弾圧と刑事司法─裁判所の問題を中心に………………………………… 下地 真樹
3 「慰安婦」問題と歴史修正主義…………………………………………………………  西野瑠美子
4 植民地支配・強制連行と朝鮮人被爆者………………………………………………… 髙實 康稔
5 沈黙は許されない………………………………………………………………………… 辛  淑玉
6 ファシズムは復活するのか、ファシズムは継続しているのか
        ─東アジアで考えたこと─……………………………………………… 徐   勝

終章 忍び寄るグローバル・ファシズムの危機─戦争前夜の時代状況に抗して─…… 木村  朗

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cover
●著 金鎮淑(キム・ジンスク)
●訳 裵姈美(ペ・ヨンミ)、
   野木香里、友岡有希
●46判並製 344ページ
●定価 2052円(税込)
●ISBN978-4-86377-030-0

11月10日発売

12月1~5日、著者来日講演ツアー、成功。
詳しくはこちら http://jinsuk.jimdo.com/ (外部リンク)をご覧ください。

解雇は殺人だ!
309日間クレーンに立て篭もり、組合員の解雇を撤回させた女性、金鎮淑。
クレーンの上から発せられる言葉は、釜山に数万人の人々がかけつける「希望のバス」を生み出した。
整理解雇と非正規雇用のない世界へ向かう、新たな韓国の運動。

著者紹介
金鎮淑(キム・ジンスク)
author  
1960年、韓国・江華島の貧しい農村に生まれる。新聞配達、バスの案内係など様々な仕事を経た後、81年に大韓造船公社(現・韓進重工業)影島造船所で初の女性溶接工として働き始める。死亡事故が多かった劣悪な労働環境を変えるために、まず御用組合を変えようと立ち上がったところ、86年に不当解雇にあう。以後、解雇撤回闘争を続ける中で幾度の逮捕・弾圧を受けながら、民主労総指導委員として釜山地域の労組結成・労働運動に尽力する。2010年末に韓進重工業が発表した400人の整理解雇に抗議し、2011年1月、クレーンに上り整理解雇撤回を訴え続ける。金鎮淑らを応援するために市民が大挙してバスに乗って駆けつけた「整理解雇と非正規雇用のない世界に向かう希望のバス」は、新自由主義による資本の暴力に抗う運動の新たな地平を切りひらいた。11月10日、会社側は整理解雇を撤回。金鎮淑は309日目に地上に下りた。

目次

日本の労働者のみなさんへ
日本語版序――この四人の名前が金属労組・韓進重工業支会の歴史だ
希望のバスは今も走っている――『塩花の木』日本語版出版を祝って(宋竟東)
出版にあたって
1 この地で労働者として生きるということ
2 亀甲船を造る人びと
3 これ以上殺すな!
4 非正規労働者は正規労働者の未来だ
5 指を集めて握れば拳になる
6 傷
7 笑いながら最後まで、共に闘おう!――85号クレーン、そして、希望のバス
付録(造公労働者新聞と造船公社労働組合、烈士紹介、朝鮮半島地図)
訳者あとがき


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『国民を殺す国家』表紙イメージ
●著  前田 朗
●A5判並製  183ページ
●定価 1296円(税込)
●ISBN978-4-86377-029-4

「日本という国では、国民は粗末に扱われ、踏みつけにされ、放り出されます。公然と文句を言うと弾圧されます。他人を犠牲にし、引きずり降ろし、自分の『自由と安全』を確保しようという空気がこの国を覆っています。息苦しく暮らしにくい世の中に、かつて人々はどのように抗い、どのように毅然と生きようとしたのでしょうか」
(著者あとがきより)

目次

第1章  軍隊は国民を殺す
第2章  非国民群像
    1 石川啄木
    2 伊藤千代子
    3 小林多喜二
    4 槇村 浩
    5 治安維持法と闘った女たち
    6 治安維持法と闘った男たち
第3章  差別のライセンス
    1 朝鮮学校差別
    2 朝鮮人差別―在特会という排外主義集団
    3 ヘイト・クライムホウはなぜ必要か
第4章  平和主義と平和的生存権
    1 平和主義のリアリズム
    2 ガンジーの非暴力抵抗
あとがき


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