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表紙カバー
●編 医療問題研究会
●著 伊集院真知子・入江紀夫・
   梅田忠斉・川崎恵子・高松 勇・
   橋本健太郎・林 敬次・室生 祥・
   柳 元和・山本英彦
●A5判 119ページ
●定価 1,050円(本体1,000円+税)
●ISBN978-4-86377-018-8

 日本の放射線被曝の「専門家」たちのほとんどは、非科学的で現実の現象を説明できない、そして原発推進派にとって有利な、逆に放射能汚染にさらされる市民にとって危険な理論をマスコミも利用して押し付けようとしています。

 私たちは、低線量・内部被曝は、人体への強い障害性を持つと考えています。そこで、低線量・内部被曝について、被災者や市民の方々が自らの被曝を評価し、生活や運動に役立つ本をつくれないかと考えました。

 医療問題研究会が、薬などで培ってきた批判的評価の方法を基礎に、世界で公表されている放射線被曝についてのデータを可能な限り集め、それらを科学的な立場で検討しています。
(「はじめに」より)

目次(抜粋)

I 放射線被曝の基本的知識
II だから、放射線被曝は怖い
 (1)急性大量被曝障害の実際
 (2)放射能はなぜ怖いか:染色体の変化ががんを起こす
III  低線量でも障害は発生する
  ─ 具体的な放射線被曝による障害の調査の紹介 ─
1、がん
 (1)小児がん
   <1> 小児甲状腺がん
   <2> 白血病
 (2)成人のがん
2、その他の障害
 (1)次世代への影響─妊娠・出産・子ども ─
 (2)その他の問題
IV 原発事故処理労働者の健康被害
V いま、考えるべきこと ─被曝をめぐる論争点─
1、日本の「専門家」の意思とICRPの意思、その問題点
2、ICRPの被曝障害の区分
3、低線量でも起きる「確定的影響」
 (1)急性障害には「しきい値」があるか
 (2)胎児の障害は100mSvでも
 (3)低線量被曝でもさまざまな症状が存在
4、低線量被曝での障害に関する理論
 (1)低線量被曝と発がん性に関する種々の理論
 (2)低線量でもがんが増加することを証明した広島・長崎のデータ
 (3)低線量の放射線をあびると心臓病や脳卒中が増える
5、ICRPの問題点
 (1)ICRPの被害推定は事実と合わない
 (2)ICRPは内部被曝を過小に評価
 (3)ICRPによる「20mSv」での線引きに根拠はない
 (4)ICRPの「最適化」の意味するもの
6、自然放射線は安全か?
7、被曝よりタバコが問題か?
8、健康診断について
9、食品汚染基準の考え方 、 ICRPの計算式のごまかし


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