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表紙カバー
●著 マラライ・ジョヤ
●訳 横田 三郎
●四六判上製 410ページ
●定価 1836円(税込)
●ISBN978-4-86377-023-2

 著者マラライ・ジョヤは、1978年4月25日、アフガニスタン西部の山あいの集落ズィケンに生まれた。絶え間のない戦渦の中、4歳から16年間、イランとパキスタンでの難民生活を強いられた。
パキスタンでRAWA(アフガニスタン女性革命協会)の学校に学び、創始者ミーナと出会う。やがてOPAWC(アフガニスタン女性能力開発協会)の社会活動に参加し、女子教育のために母国に戻る。
 周囲に請われ、ファラー州の代 表として 参加した2003年のロヤ・ジルガで、あまりにも有名な軍閥批判演説を行う。2005年27歳で最年少国会議員となるも、軍閥・原理主義批判により、不法・ 不当にも議員資格を剥奪される。
 5度にわたる暗殺の危機を逃れ、身の危険も顧みず、祖国アフガニスタンの占領の終結、民主主義の実現、女性の解放に向け奮闘する。
 本書は、ジョヤの自伝であるが、同時にアフガニスタンの現代政治史そのものである。


川崎けい子氏(映像ディレクター)
「推薦します」
マラライ・ジョヤは アフガニスタンの悲劇を体現していると同時に、一筋の希望 であ る。一人の少女が学ぶことを通して社会に巣くう巨悪と闘うことに目覚め、その行動の中から、他人との関係をつむぎ出し、人生の夢と希望を見い出していく姿は、感動的だ。

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ノーム・チョムスキー氏(マサチューセッツ工科大学教授)は(2009年にオバマ米大 統領がノーベル平和賞を受賞したことと関連して)「ノーベル平和賞委員 会は、卓越したそして注目すべきアフガンの女性活動家マラライ・ジョヤを選ぶという、真に価値ある選択をしてもよかったはずだ」と語った。

目次(抜粋)

謝辞
日本語版への序文
第一章/ファラーからの遥かな道のり
第二章/パキスタンの日々
第三章/タリバンの影
第四章/診療所、孤児院、それから…
第五章/マイワンドのマラライ、再び
第六章/忘れがたき帰郷
第七章/危険な時期
第八章/結婚、そして選挙
第九章/軍閥の館
第十章/追放劇
第一一章/国外からの視点
第一二章/片翼の鳥
第一三章/果てなき戦争
第一四章/ 遠い道のり
むすび 大河の流れも一滴の雫から
訳者あとがき
マラライ・ジョヤさんを迎えて……RAWAと連帯する会


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表紙カバー
●編 医療問題研究会
●著 伊集院真知子・入江紀夫・
   梅田忠斉・川崎恵子・高松 勇・
   橋本健太郎・林 敬次・室生 祥・
   柳 元和・山本英彦
●A5判 119ページ
●定価 1080円(税込)
●ISBN978-4-86377-018-8

 日本の放射線被曝の「専門家」たちのほとんどは、非科学的で現実の現象を説明できない、そして原発推進派にとって有利な、逆に放射能汚染にさらされる市民にとって危険な理論をマスコミも利用して押し付けようとしています。

 私たちは、低線量・内部被曝は、人体への強い障害性を持つと考えています。そこで、低線量・内部被曝について、被災者や市民の方々が自らの被曝を評価し、生活や運動に役立つ本をつくれないかと考えました。

 医療問題研究会が、薬などで培ってきた批判的評価の方法を基礎に、世界で公表されている放射線被曝についてのデータを可能な限り集め、それらを科学的な立場で検討しています。
(「はじめに」より)

目次(抜粋)

I 放射線被曝の基本的知識
II だから、放射線被曝は怖い
 (1)急性大量被曝障害の実際
 (2)放射能はなぜ怖いか:染色体の変化ががんを起こす
III  低線量でも障害は発生する
  ─ 具体的な放射線被曝による障害の調査の紹介 ─
1、がん
 (1)小児がん
   <1> 小児甲状腺がん
   <2> 白血病
 (2)成人のがん
2、その他の障害
 (1)次世代への影響─妊娠・出産・子ども ─
 (2)その他の問題
IV 原発事故処理労働者の健康被害
V いま、考えるべきこと ─被曝をめぐる論争点─
1、日本の「専門家」の意思とICRPの意思、その問題点
2、ICRPの被曝障害の区分
3、低線量でも起きる「確定的影響」
 (1)急性障害には「しきい値」があるか
 (2)胎児の障害は100mSvでも
 (3)低線量被曝でもさまざまな症状が存在
4、低線量被曝での障害に関する理論
 (1)低線量被曝と発がん性に関する種々の理論
 (2)低線量でもがんが増加することを証明した広島・長崎のデータ
 (3)低線量の放射線をあびると心臓病や脳卒中が増える
5、ICRPの問題点
 (1)ICRPの被害推定は事実と合わない
 (2)ICRPは内部被曝を過小に評価
 (3)ICRPによる「20mSv」での線引きに根拠はない
 (4)ICRPの「最適化」の意味するもの
6、自然放射線は安全か?
7、被曝よりタバコが問題か?
8、健康診断について
9、食品汚染基準の考え方 、 ICRPの計算式のごまかし


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民衆法廷入門
●著者/前田 朗(東京造形大学教授)
●A5判/175ページ
●定価1,296円(税込)
●ISBN978-4-906456-99-4

非国民がやってきた! ─戦争と差別に抗して

戦争と差別と貧困の強制が時代を覆っています。
人々の絆を断ち切り、人間の尊厳や、連帯を困難にし、封じ込める政治が続いています。
もはや、私たちは非国民とならざるを得ないのでしょうか。
こうした時代状況を読み解き、打開の手がかりを探るためには、同時代の非国民や、近代日本の非国民がいかに生き、いかに闘ったのかを知ることがとても大事です。国家や民族に埋没することなく、自分らしさを維持し、「自分が自分であること」を貫く「市民的不服従」こそが、時代を切り開いていくのではないでしょうか。

目 次

第1章 いまなぜ非国民か?
第2章 非国民群像
     井上伝蔵、管野スガ・幸徳秋水、石川啄木、
     金子文子・朴烈、鶴彬、長谷川テル
第3章 日本的な、あまりに日本的な
第4章 自分が自分であるために
あとがき


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民衆法廷入門
●著者/前田 朗
●A5判/272ページ
●発行日/2007年2月10日
●定価(本体1,800円+税)
●ISBN978-4-906456-80-2

民衆法廷の歴史を追跡した日本で最初の著作

 民衆法廷は、国家が国際法を守らない時代に、市民が自分たちの手で国際法を実現するためのフィールドである。ブッシュやブレアをアフガニスタンやイラクへの侵略と戦争犯罪について国際法に基づいて裁くことで、平和と連帯の国際法をつくり出さなければ、無法と恣意が横行する野蛮な国際社会に転落するのは必至である。
(「著者あとがき」より)

目 次

第1章 民衆法廷の挑戦
第2章 民衆法廷の歩み
第3章 民衆法廷はグローバル化する
第4章 法をつくる民衆


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無防備平和条例は可能だ
●編・著/無防備地域宣言運動全国ネットワーク
●A5判/185ページ
●発行日/2007年1月20日
●定価(本体952円+税)
●ISBN978-4-906456-79-6

非戦のまちづくりを市民の権利で

 条例制定の直接請求運動は、凄まじい勢いで全国に広がっている。(国立市の7月臨時市議会で)残念ながら条例は否決されたが、3人の請求代表者の意見陳述、そして議会の議論は、国立の歴史に残るであろう充実したものであった。
(上原国立市長「刊行にあたって」より)

目 次

刊行にあたって―非戦のまちづくりを市民の権利で
第1部―国立市の取り組み・その実態
 無防備平和条例は戦時態勢づくりへの有効な対抗手段
 1.国立市の活動の成果と課題 くにたちの議会審議の論点
 2.国立市議会への上原市長意見書
 3.請求代表者意見陳述書
第2部―国立市の取り組み・その意義
 無防備平和条例は可能だ!余すところなく示した国立市議会審議
あとがき
資料編
 1.国立市平和都市条例(案)
 2.国立市議会議事録
 3.国立市議会審議の要点


在庫なし




人らしく生きよう表紙

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 タイトル 人らしく生きよう、国鉄運転士の戦後60年
 著者名  佐久間忠夫
 ISBNコード  ISBN4-906456-69-3
 判型/発行日  四六判・上製・312ページ / 2005年10月15日
 本体価格  1,800円(税別)
 紹介
 東京地裁は2005年9月15日、裁判所としてはじめて国鉄分割民営化に不当労働行為があったことを認めました。
 福知山線電車転覆事故の根本原因が、利益最優先の民営化にあったことは明白です。今、世間を吹き荒れる小泉「改革」という名の民営化。年間3万5千人の自殺者、217万人のフリーター、虫ケラのように扱われる労働者…。
 佐久間さんは、社会を根底から破壊しようとするこの民営化に「運動は面白く、楽しく」取り組もうと語ります。…

<この本を推薦します>
仕事ができて仲間思い、口がわるいが気っ風がいい。誇り高き「鉄道員」の洒脱な一代記である。解雇されても闘争を楽しむ、この心意気と大らかさは、国労の現場闘争がつくりだしたものだ。読後感は爽やかである。
 ……鎌田慧さん(ルポライター)
<私たちも推薦します>
 神田 香織さん 講談師
 本多立太郎さん「わんぱく通信」編集長 10.23大阪団結まつり共同代表
 二瓶 久勝さん 国鉄闘争に勝利する共闘会議議長
 加藤 晋介さん 鉄建公団訴訟主任弁護士
 目次

刊行にあたって/1 悪童/2 罐炊き/3 人間クラブ/4 機関車労働組合/5 すねの白さ/6 横浜機関区/7 一本立ち―弁天橋電車区/8 退却/9 陽は東から/10 ネクタイ闘争/11 首切りセンター/―妻・ゆき子さんは語る/12 国鉄清算事業団/13 「人らしく生きよう―国労冬物語」/14 闘いを広げる/15 フランス/16 74歳現役/―佐久間忠夫・年表/あとがき




希望の歌表紙

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 タイトル 希望の歌
 著者名  ・・・・
 ISBNコード  ISBN4-906456-70-7
 判型/発行日  A5判・329ページ / 2005年10月15日
 本体価格  1,905円(税別)
 紹介
戦争社会を変える劇団誕生!!
<この本を推薦します>
これからこそ、情愛の世界人類になってゆく未来への願いをこめて、益々真剣な歌の魂を歌って下さいませ。
 ……岡部伊都子さん(随筆家)
豊の演奏はついに、全国に広がっていった。その中から「月桃の花」歌舞団が生まれた。芸術文化運動が、日本の向かっていく戦争前夜に抗うことを!
 ……金城実さん(彫刻家)
 目次
<第1章>「戦争をなくす劇団」を生んだコンサート運動 / 一 戦争社会を変える劇団の誕生〜「月桃の花」歌舞団の意義と展望〜 / 二 軍事基地の不必要な世界をつくる知恵と勇気 / 三 コンサート運動が生み出した民衆の芸術運動
<第2章>海勢頭豊が語る――沖縄、ヤマトそして歌舞団 / 「月桃の花」歌舞団に託すもの / 歌舞団の十三(元服)を祝って
<第3章>ドキュメント コンサート運動の18年



ミーナ表紙

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 タイトル ミーナ
 著者名  メロディ・アーマチルド・チャビス
 アリス・ウォーカー 序文 RAWAと連帯する会 訳
 ISBNコード  ISBN4-906456-63-4
 判型/発行日  四六判・362ページ / 2005年3月10日
 本体価格  1,800円(税別)
 紹介
 
 目次
序文 アリス・ウォーカー/日本語への序文 メロディ・アーマチルド・チャビス/古い世界と新しい世界のはざまの少女/カブールの十代/コーランをよく学ぶ/新しい世界が始まる/パートナーシップ/土台づくり/危険が増える/引き裂かれて/秘密活動/欧州/亡命/女性の活動/かけがえのない損失/力の限り/立ちあがるRAWA/エピローグ/著者のノート ミーナを探し求めて/年表/あとがき



アフガニスタン女性の闘い表紙

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 タイトル アフガニスタン女性の闘い
 著者名  アフガニスタン国際戦犯民衆法廷(ICTA)実行委員会 編 訳
 ISBNコード  ISBN4-906456-45-6
 判型/発行日  四六判・156ページ / 2003年7月21日
 本体価格  1,000円(税別)
 紹介
ICTA(アフガニスタン国際戦犯民衆法廷)の共同代表を務めたRAWA。その諸文献をICTA実行委員会が編集し、翻訳したもの。日本で初めての本格的なRAWAの紹介書であり、アフガニスタンの現状を知ることができる貴重な資料です。
 目次
第一章 RAWAとは何か/RAWAについて/RAWAの社会活動/創設者ミーナ
第二章 武力紛争下における女性の状態/政治支配と戦争の背景/女性への聞き取り調査(1999年〜2000年)/難民の基本需要と健康状態の概略/結論
第三章 RAWAのアピール/忌わしき四月二八日/「九・一一」一周年に/原理主義者を排除するべきだ/あなたが立ち上がれば
あとがき


ボレロが聴きたい

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 タイトル ボレロが聴きたい
 著者名  本多立太郎
 ISBNコード  ISBN4-906456-05-7
 判型/発行日  四六判上製・221ページ / 1994年5月3日
 本体価格  1,900円(税別)
 紹介
 
 目次
見知らぬ人からの手紙
I 出前七年、二八〇回/中国江南/孫よあの日オレは、な
II 掛け違えた釦/北千島/シベリア
III ゛声なき声″を語り継ぐ/花は教室から校長室へ/「だって、この子のためですもの」/女たちが六法片手に/神に帰すなかれ/物言わざるは、罪/無法もまた法か
IV 座談会
V 日々雑感/小樽公園通り/戯作「ふりの客」/歌と旗
VI 梅里庵日記抄



アメリカの悪夢

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 タイトル アメリカの悪夢
 著者名  ジョン・フェッファー 編 南雲和夫 監訳
 ISBNコード  ISBN4-906456-58-8
 判型/発行日  四六判・318ページ / 2004年12月25日
 本体価格  1,600円(税別)
 紹介
―アメリカの進歩的研究者による本格的ブッシュ批判―
いかに米国が超大国の地位を悪用しているか。人権、軍縮、国際協力、国際法など進歩的な価値を実現するため、積極的なキャンペーンを展開してきた研究者によるブッシュの外交政策批判!
 目次
第一章 変化はどのようにして起こったか/第二章 人脈/第三章 諸政策/第四章 「悪」の群島/第五章 諸外国の反応/第六章 世界をどのように変えるべきか?

 

© 耕文社 2006-2010